【東京モーターショー13】住友ゴム、環境に配慮したプロトタイプタイヤ2種を出品

自動車 ビジネス 企業動向
50%転がり抵抗低減タイヤ
50%転がり抵抗低減タイヤ 全 2 枚 拡大写真

ダンロップの住友ゴム工業は、低燃費性能を追求した「50%転がり抵抗低減タイヤ」と、次世代新工法「NEO-T01」で製造したプレミアムランフラットタイヤ「SP SPORTMAXX 050 NEO」の2種類のプロトタイプタイヤを「第43回東京モーターショー2013」に出品する。

50%転がり抵抗低減タイヤは、不要なタンパク質やリン脂質を取り除いた高純度天然ゴム「UPNR」(Ultra Pure Natural Rubber)を採用。ゴムとカーボン表面をより強く結合することで無駄な発熱を抑制し、転がり抵抗を低減させた。また、ナノレベルで分子を最適化した「変性S-SBR」を採用することで、低燃費性能とウエットグリップ性能を高次元で両立した。

SP SPORTMAXX 050 NEOは、タイヤ製造における「超高精度」を追求した次世代新工法「NEO-T01」を導入。実際のタイヤの内面と同じ形状をした金属の成形フォーマーにタイヤの各種部材を精度良く貼りつけることで、高次元の真円性を実現。上質な乗り心地、快適な操縦安定性能と低燃費性能を追求した。

同社では、今後は耐久性などの信頼性の評価と量産化技術の確立を目指し、2014年の発売を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る