VWグループ、2018年までに11兆円超の大型投資を発表

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲンの米国主要ラインナップ
フォルクスワーゲンの米国主要ラインナップ 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは11月22日、2018年までの5年間に、新型車の開発や環境技術、生産設備などに総額842億ユーロ(約11兆5775億円)を投資すると発表した。

842億ユーロのうち、最も大きな割合を占めるのは、燃費性能に優れる車やそれに関する技術、環境に配慮した生産設備への投資。全体の3分の2を占める。

また、中国への投資も重視。フォルクスワーゲングループによると、この投資とは別に、2014-2018年の5年間、中国合弁事業に182億ユーロ(約2兆5025億円)を投じるという。

フォルクスワーゲングループは2018年までに、世界新車販売や収益性の面で、トヨタグループを上回り、世界第一位の自動車メーカーになることを目標に掲げている。

フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長は、「経済環境に不確かな要素はあるが、今後も技術革新をリードするために力強い投資を続ける。この投資が世界ナンバーワンに向けて、大きな力を与えてくれると確信している」と述べた。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る