ボーイング、オーストラリア空軍にC-17貨物室トレーナーを納入

航空 企業動向
C-17貨物室トレーナー
C-17貨物室トレーナー 全 1 枚 拡大写真

オーストラリア空軍(RAAF)は、搭載管理の訓練をオーストラリア国内で完了する効果的な手段として、ボーイングが製造するフルスケールの『C-17グローブマスターIII』の貨物室トレーナー(CCT)を受領した。

CCTはRAAFのアンバーリー基地で運用されているC-17の胴体部を完全コピーしたレプリカである。それは昼間と夜間の運用や搭載管理者の積載状態、航空医学的な避難や航空医学的専門家の訓練を現実的にシミュレートする。

アンバーリーの施設はまたクラスルームや積載車両、シミュレートされた貨物や他の訓練に役立つものを含んでいる。それは3番目の運用可能なボーイングC-17 CCTで、他の2つは米国のアルタス空軍基地に所在している。

「C-17プログラムはオーストラリアに十分なキャパシティをもたらし、このCCTはそのプログラムの最終構成要素を代表している。それはRAAFに重要な価値を加え、オーストラリアのパイロットや搭載管理者を訓練する機能を提供する」とエア8000プログラムの管理者であるGPCAPTワレン・ビショップ氏は語った。

RAAFは世界中の軍隊や人道的な援助、平和維持ミッションをサポートする、ボーイングの製造した6機のC-17を運用している。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る