ジェイテクト、トルセンの摩擦制御技術が文部科学大臣発明奨励賞を受賞

自動車 ビジネス 企業動向
ジェイテクト、2013年度近畿地方発明表彰で「文部科学大臣発明奨励賞」と「実施功績賞」を受賞
ジェイテクト、2013年度近畿地方発明表彰で「文部科学大臣発明奨励賞」と「実施功績賞」を受賞 全 2 枚 拡大写真

ジェイテクトは、トルク感応型LSDであるトルセンの摩擦制御技術の開発が、2013年度近畿地方発明表彰で「文部科学大臣発明奨励賞」と「実施功績賞」を受賞したと発表した。

トルセンは、特殊なギヤ構造により、自動車の前後輪や左右輪へのトルク配分を走行条件に応じて瞬時に最適化するトルク感応型駆動力配分装置。既に様々な車両に搭載されている。

自動車の安全性や走行安定性の向上を求めるの高まりで、世界的に四輪駆動車の重要性が再認識されつつある。同時に、高い静粛性も求められている。

同社が開発した摩擦制御技術は、トライボロジー技術を核とした技術で、トルセンの信頼性と静粛性を向上した。トライボロジーを基盤とする自動車部品の新技術として画期的で、今後の発展に期待できるとして受賞した。

開発品は実用化されており、ハイブリッド四輪駆動車などに採用されている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る