プロドゥアのラワン新工場、世界水準の生産効率に マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

ダイハツ系の国産車メーカー、プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は、セランゴール州ラワンで建設している新たな車両生産工場について、マレーシアで初となる世界水準の生産効率を持つ工場となると明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

ザイナル・アビディン・アハマド取締役が先頃、福岡にあるダイハツ工業の製造工業を訪問した際、報道陣に対して明らかにした。

ラワン工場はダイハツの福岡工場のレプリカ版となり、1台当りの出荷時不良率は0.05%となる。福岡工場と同様のシステムを85%以上導入する予定だ。マレーシアの環境に合わせた生産性を追求した工場となる。

プロドゥアの新工場は7億9,000万リンギをかけて、スンガイ・チョーにある既存のプロドゥア車両生産工場敷地内において建設されている。工場の面積は6万5,000平方フィート。2014年第3四半期の運転開始が見込まれている。稼動開始により年間の生産台数が10万-30万台増加する予定だ。既存モデルの「ビバ」や「マイヴィ」、「アルザ」や新モデルの生産が行われる。

広瀬やよい

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