マレーシアの電気料金、来年10-20%の引き上げ=エネルギー相

エマージング・マーケット 東南アジア

マキシマス・オンキリ エネルギー・グリーン技術・水相は来年予定している電気料金の引き上げについて、10-20%程度の引き上げになると明らかにした。

マキシマス大臣は、現在引き上げ率について協議を行っており、20%以下が適当だとコメント。引き上げ率は政府が実施している補助金削減策のもとで決められると述べた。

一方、低所得者には影響が出ないような引き上げ率にすると言明。300キロワット/時(kWh)以下の利用者の料金は据え置きとなるとした上で、75%の家庭消費者への影響はないとの見解を示した。政府は年間1億3,000万リンギの補助金を負担している。このほか国営石油会社ペトロナスが80億-100億リンギの燃料費補助を行っている。

マレーシアの電気料金は1kWh当たり33.5センとなっている。発電及び送電などを含めたコストは42センとなっており、電気料金を上回っている。フィリピンではkWh当たり158セン、タイでは48センとなっている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  6. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  7. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  8. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  9. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  10. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る