ロッキード・マーチン、米海軍にMUOS-2通信衛星を引き渡し

宇宙 企業動向
MUOS-2通信衛星の打ち上げを行うアトラスVロケット
MUOS-2通信衛星の打ち上げを行うアトラスVロケット 全 1 枚 拡大写真

ロッキード・マーチンは12月2日、第2の『モバイル・ユーザー・オブジェクティブ・システム(MUOS)通信衛星』の周回軌道上のテストを完了し、この宇宙船の運用を米海軍に引き渡したことを発表した。

ロッキード・マーチンはこの通信衛星と共に、音声や高速データシグナルを世界中のモバイルユーザーにリレーする、3つのMUOS地上ステーションを引き渡した。

MUOS-2は2013年7月19日にユナイテッド・ローンチ・アライアンスのアトラスVロケットによって、フロリダ州のケープカナベラル空軍ステーションより打ち上げられた。その後このシステムは安全な通信を劇的に改良し、重点的及び同時発生的な音声や映像、データなどを移動するユーザーに対して初めてもたらすこととなった。

米海軍の人工衛星オペレーションセンターは近々、MUOS-2通信衛星を運用できるスポットに配置するオペレーションを開始する。この通信衛星はそこで2014年の政府による正式な許可を獲得する前に、テストや評価を行うこととなる。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る