三菱自動車、PCBを含む絶縁油など誤処分

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車は、パワートレイン製作所、水島製作所で、絶縁油の劣化診断分析などの目的で変圧器から少量採取した微量PCBが含まれる絶縁油とその絶縁油が付着した容器やウエスを、誤って処分していたことが社内調査で判明したと発表した。

同社では、誤処分した分析試料、容器類について追跡調査を行った結果、誤処分による環境への影響はないと考えているとしている。PCBは有毒物質。

同社では、地域住民などに対して「ご迷惑とご心配をお掛け致しましたことを心よりお詫び申し上げます」としている。

また、再発防止策として、分析で発生する少量の試料、油が付着した物、PCB含有未判明な物を、PCB廃棄物として取扱うことを明確にする。変圧器劣化診断とPCB含有分析における手順のチェックシートを作成した。分析などで発生するPCB廃棄物の履歴管理も強化したほか、これらを社内規定に折込み、PCBの取扱い従事者全員へ教育を実施したとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  2. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  4. 「無限仕様カッコいいやん」ホンダ『ヴェゼルRS』無限パーツ登場、SNSではデザインと価格に注目
  5. 【スズキ クロスビー 改良新型】「革の表現」にもこだわりあり、「チルタイムを満喫できる」インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る