ヤマハ発動機、「エコ通勤」が国土交通大臣表彰を受賞

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ヤマハ発動機は、マイカー通勤の代わりに公共交通機関・二輪車・電動アシスト自転車・自転車・徒歩での通勤を推奨する活動「エコ通勤」が2013年交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰を受賞したと発表した。

12月18日に東京都内で表彰式が行われる予定。

交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰は、環境保全に関して公共交通機関の利用を促進する活動に積極的に取り組み、顕著な功績があった事業者などに対して、国土交通大臣から授与されるもの。

今回の同社の受賞では、「エコ通勤の取り組みを継続的に実施し、従業者のエコ通勤参加率約7割を達成するなど、環境保全に関する活動に積極的に取り組んだ」と評価された。

静岡県西部に位置する同社と周辺の関係会社に通勤する社員は約1万人だが、公共交通が利用しにくい環境ということもあり、社員の自家用車による通勤比率が高い。

同社では、通勤中に排出される二酸化炭素を削減し地球温暖化防止を推進するとともに、通勤による交通渋滞を緩和させるという目的で2004年に「エコ通勤」の取り組みを開始した。

具体的には、通勤用二輪車と電動アシスト自転車の購入サポートや電動スクーターのレンタル制度、徒歩・自転車通勤手当の設定、乗り継ぎ通勤手当の設定などの支援とともに、毎月のエコ通勤貢献度調査や集計結果報告など、社員の「エコ通勤」への意識を高める活動を行ってきた。

2009年には、国土交通省が制定した「エコ通勤優良事業所認定制度」により、優良事業所に認定されている。

エコ通勤の取り組みを開始して以来、月1度以上エコ通勤をしている社員の比率は年々少しずつ増加し、2005年に59.2%だった参加率が、2012年には70.4%となっている。

《レスポンス編集部》

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