フォルクスワーゲングループ、ロシアGAZへの生産委託が1周年

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ロシアGAZのニジニ・ノヴゴロド工場で行われたフォルクスワーゲングループの生産委託1周年記念式典
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは12月11日、ロシアGAZグループのニジニ・ノヴゴロド工場への生産委託が、1周年を迎えたと発表した。

GAZグループは、ロシアの自動車製造大手。2011年6月、フォルクスワーゲングループとGAZグループは、フォルクスワーゲンとシュコダブランド車を、GAZが現地受託生産することで合意。これに合わせてフォルクスワーゲングループは、2億ユーロをGAZのニジニ・ノヴゴロド工場に投資し、製造ラインを改修した。

2012年12月、GAZのニジニ・ノヴゴロド工場では、最初のフォルクスワーゲングループ車として、シュコダ『イエティ』のノックダウン生産を開始。現在では、フォルクスワーゲン『ジェッタ』と、シュコダ『オクタビア』を含めた合計3車種を、年間11万台ノックダウン生産している。

なお、GAZのニジニ・ノヴゴロド工場での受託生産契約は、2019年まで続く予定。

今回、フォルクスワーゲンは、GAZグループのニジニ・ノヴゴロド工場への生産委託が、1周年を迎えたと発表。同工場でこれを祝う記念式典が挙行された。シュコダのMichael Oeljeklaus生産担当取締役は、「ロシア市場でのフォルクスワーゲングループとシュコダの成長にとって、現地生産は非常に重要」と語っている。

《森脇稔》

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