日本通運、タイ~マレーシア間で鉄道輸送サービス…12月18日から

鉄道 企業動向
タイとマレーシアを結ぶ貨物列車。日通のコンテナを運ぶ専用列車が運行される。
タイとマレーシアを結ぶ貨物列車。日通のコンテナを運ぶ専用列車が運行される。 全 2 枚 拡大写真

日本通運(日通)は12月13日、タイのバンコクとマレーシアのクアラルンプールを結ぶ国際鉄道輸送サービスを12月18日から始めると発表した。日系企業が両国間の鉄道輸送サービスに参入するのは初めて。

日通によると、同社は中国・上海からシンガポールまでの約7000kmをトラックで結ぶ物流サービス「SS7000」を展開しているが、地産地消の進展でSS7000の主要ルートであるタイ~マレーシア間の輸送量が大幅に増加していることから、「『SS7000』プラスワンの輸送手段」として鉄道を利用することにした。

今年7月から試験輸送を実施し、サービス面や定時性、安全性を確認できたとして12月18日から本格的に実施する。専用列車により最大27両分の貨物を一度に運ぶ。コストや通関手続きを含めたリードタイムは従来のトラック輸送と同等としている。

当面は自動車部品関連の輸送を中心に定期運行サービスを行うが、同社は運行本数を増やしてさらなるサービスの拡充を目指すとしている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る