【東京モーターショー13】日産 GT-R 2014年モデル…成熟したGT-Rを目指して

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日産・GT-R 2014年モデル
日産・GT-R 2014年モデル 全 16 枚 拡大写真

日産自動車は、東京モーターショー13にマイナーチェンジした『GT-R』の2014年モデルを出展。乗り味やデザインを含め、成熟した、洗練されたクルマを目指したという。

同社グローバルデザイン本部プロダクトデザイン部デザイン・ダイレクターの長谷川浩さんは、「新型は最新の光源である、LEDを使いながら、なおかつ、よりワイドに照らすヘッドランプを作った」とコメント。「稲妻の閃光をイメージしてデザインしており、LEDポジショニングランプが、その閃光を表現している。これにより、昼夜問わず、GT-Rだと認識してもらえるだろう」と述べる。

また、テールランプも変更され、2013年モデルまでの丸い粒状で光っていたものから、新厚肉レンズを使うことで、リング状に切れ目なく一様に光るようになった。

ボディカラーは新色として、ゴールドフレークレッドパールを採用。長谷川さんは、「名前の通り金が細かいフレークで入っているので、光をあてると赤の中にゴールド色の反射が見えるだろう」と話す。

内装色では、アイボリーの新色を追加したほか、アンバーレッドのカラーも、2013年モデルよりも赤の部分を増やした。「これまでは黒一色で機能感が強かったが、この2種類で少しお洒落な方向を表現した」という。

長谷川さんは、「走りや速さはNISMOが存在するようになったので、そちらに任せ、GT-R(基準車)の狙いは、デザインだけではなく、クルマ自体も、成熟した乗り味や、洗練されたデザインを目指しているのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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