ボッシュ、モナコ公国が展開する「デジタル・コネクティビティ」に最新技術を提供

自動車 ビジネス 企業動向

ボッシュは、モナコ公国がデジタル・コネクティビティにボッシュの最新技術を採用したと発表した。

モナコ公国とボッシュ・グループは、「コネクティッド・シティ」コンセプトの実現に向けて協力することで2012年7月に覚書に署名しており、今回の技術提供はこれに沿ったもの。ボッシュは、モノとサービスのインターネットの進展を推進し、インテリジェントなセンサーの開発・利用の面で、積極的な役割を果たす。

プロジェクトは、モビリティに焦点を当て、バス、駐車場管理、古紙/ごみ収集や道路網に関する情報など、都市のインフラと公共サービスをバーチャルでつなぎ、地域の居住者にリアルタイム情報を提供するのが目的。これによって市民と観光客のために地方自治体が直接関与できるほか、さまざまなサービスプロバイダー間のコミュニケーションの向上を図る。

モナコ公国とボッシュは今後、プロジェクトと並行して、持続可能性に大きく寄与する高効率な省エネソリューションについても協力を模索する。

ロバート・ボッシュのフォルクマル・デナー会長は「ボッシュの技術とソリューションはモナコを先端の『コネクティッド・シティ』へと変貌させ、モナコはモノとサービスのインターネットの技術的な可能性を最大限に引き出すパイオニア的存在となる」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る