【CES14】まもなく開催…最大関心事は引き続き「自動運転」

自動車 ビジネス 企業動向
CES開催前に毎回開かれるプレス向けイベント「Unveild」に置かれた、恒例の“氷付けCESロゴマーク”。今年は中央にお酒のサーバーが用意されていた
CES開催前に毎回開かれるプレス向けイベント「Unveild」に置かれた、恒例の“氷付けCESロゴマーク”。今年は中央にお酒のサーバーが用意されていた 全 7 枚 拡大写真

今年も『International CES(CES)』の時期がやってきた。今年の会期は1月7日~10日の4日間。CESは世界最大級のコンシューマ・エレクトロニクスショーで、これまで家電の未来を示す重要な発表が行われてきた。開幕を直前に控えたCESの様子からまずレポートする。

【画像全7枚】

ここ数年、CESは劇的な変化を遂げてきた。一つはリーマンショックを契機にアメリカで開催されていたカメラショー「PMA」が3年前より同時開催となったこと。もう一つが電気自動車の登場によって家電メーカーが関わる比率が高くなり、自動車関連の出展が年を追うごとに活発化していることだ。そのため、イベント自体は膨張の一途をたどり、会場も大きく様変わりしたのは言うまでもない。

とくに変化を感じるのが、イベント冒頭で行われるキーノートスピーチだ。以前は家電メーカーあるいはIT系ベンチャー企業が登壇していたが、数年前からはここに自動車メーカーの代表者が加わった。昨年はメルセデスベンツ、今年はアウディが立つ。事前情報によれば、Audiは乗客を降ろしたクルマが自ら駐車場へ向かうオートパーキングを試作車で披露する予定で、自動運転についてもGoogleの自動運転車よりもコンパクトなセンサーを使って実現を目指すという。G4通信モジュールを乗せた新型「A3」の出展も見込まれる。

出展社リストを見ると、自動車メーカーではGM、フォード、クライスラー、メルセデス、アウディ、キア、トヨタ、マツダなどが並び、マツダは初出展。部品メーカーではボッシュ、コンチネンタル、デルファイ、ヴィステオンなどが名を連ねる。ぞれぞれ自動運転への関わり合いをどう捉えているかが最大の関心事。出展内容は7日からの開催で明らかになる。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  3. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る