新型BMW『X5』は、先代よりも力強さとスポーティさを強調したエクステリアデザインになっているという。
そう話すのはBMW AG デザイナーの永島譲二さん。その一例としてBMWの特徴のひとつである、サイドに走るジッカラインの下にある削ぎ面を挙げ、「前に向かって広くなっていく珍しいデザインだ」と述べる。
また、そうすることで「前から後ろにスーッと抜けるようなイメージを表現すると同時に、フロントを押し出すイメージの前進感を与えている」(永島さん)という。
さらに、BMW『3シリーズGT』から採用されたフロントフェンダーに備わるエアブリーザーが「スポーティさと躍動感を与えるとともに、もちろん空力的にも効果をもたらす」と語った。