【デトロイトモーターショー14】北米向け VW パサート に ブルーモーション コンセプト…気筒休止で燃費向上

自動車 ニューモデル 新型車
フォルクスワーゲン パサート ブルーモーション コンセプト
フォルクスワーゲン パサート ブルーモーション コンセプト 全 7 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは1月8日、『パサート ブルーモーション コンセプト』の概要を明らかにした。実車は1月13日、米国で開幕するデトロイトモーターショー14で初公開される。

同車は、北米向けの『パサート』(欧州や日本仕様とは異なる)をベースに、燃費性能を追求したコンセプトカー。フォルクスワーゲンは環境性能を高めたモデルに、「ブルーモーション」の名前を与えている。北米向けのパサートにも、コンセプトカーではあるが、ブルーモーションの名前が初めて冠された。

パサート ブルーモーション コンセプトの特徴は、気筒休止システム。これはすでに、『ポロ』などの市販車に採用されている技術。パサートの場合、「ACT」(アクティブ・シリンダー・マネジメント)を搭載。低負荷走行時に、4気筒エンジンの半分の2気筒を休止する。

直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは、最大出力150ps、最大トルク25.4kgmを発生。トランスミッションは、デュアルクラッチの「DSG」。気筒休止とアイドリングストップの効果により、米国EPA(環境保護局)予想高速燃費は、17.85km/リットルと優れた値を実現する。

フォルクスワーゲンは、「クラスをリードする燃費。ハイブリッド車ではないガソリンエンジンのミッドサイズセダンが、いかにして燃費性能を向上させられるかを示す」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る