フランスの自動車部品大手フォルシアは3日、タイでフォードの小型SUV『エコスポーツ』向けの内装部品の生産を開始したことを発表した。今後フォルシアはタイの地元企業サミット・オート・シーツ(SAS)との合弁会社を通じて、生産した内装部品を供給する。
すでにフォルシアの内装部品部門であるフォルシア・インテリア・システムズ(FIS)は、2013年にタイのSAS社と合弁会社を設立することで合意しており、フォードとマツダ向けにドアパネルや、センターコンソール、インパネなどの供給を計画していた。
フォルシアとSASの合弁会社は、FISのタイ中部ラヨン県にある既設工場と、SASの施設内に新設する敷地面積1万2400平方メートルの新工場との2つの工場で自動車内装部品を製造する。