【東京オートサロン14】日産GT-R NISMO、ニュル7分8秒…ドライバーのクルム「夢のよう」

自動車 ニューモデル モーターショー
NISMO
NISMO 全 12 枚 拡大写真

東京オートサロン2014で、日産は『GT-R NISMO』と『マーチ NISMO S』を出品。この2台についてミハエル・クルム選手と金子晃ニスモビジネスオフィスチーフビークルエンジニアがトークショーを行った。

展示されたのは、ドイツのニュルブルクリンクサーキット北コースにおいて、量産車で世界最速となる7分8秒679というラップタイムを記録した車両同様のチューニングをほどこした「NISMO N Attack Package」装着車と、「MARCH NISMO」に、よりダウンフォースを高めるエアロパーツや、コーナーリング性能の向上とローダウンフォルムを実現するスポーツスプリングを装着したマーチ NISMO S。

GT-Rで最速ラップをたたき出したクルム選手は「良いタイムが出せるか最初はすごいストレスだったけど、ニュルをGT-Rで走れるのが夢のようだった。僕だけでなく、他のドライバーも含めてみんなすごい仕事をした」と笑顔で話した。金子氏も「全ての人が、1人でも欠けていたらうまくいかなかった。いろんな困難があったが、全てが最後にこのタイムにつながり、チームの勝利だと思った」と感慨深げに語った。

また、マーチ NISMO Sについて、クルム選手は「まずマニュアル(ミッション)があって嬉しい。ドライビングプレジャーはびっくりするくらい。シートとステアリングのポジションも素晴らしい。マーチもGT-Rと同じレーシングスピリットが入っているのがすごいね」と賞賛。「走りに合わせたエアロパーツなどトータルバランスがすごく良くなったと思う。これからも様々な車種で開発していきたい」と金子氏が結んだ。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 同じレートでも違う? 直巻きスプリングで乗り味が激変する理由~カスタムHOW TO~
  5. 今、ヨーロッパで一番売れているコンパクトSUV!ルノー『キャプチャー エスプリ アルピーヌ』とプチヴァカンスへPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る