北米カーオブザイヤー主催団体は1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14において、「2014北米トラックオブザイヤー」を、GMの新型シボレー『シルバラード』に授与した。シボレーが、乗用車部門の新型『コルベット』と、ダブル受賞となった。
北米トラックオブザイヤーは、今回で21度目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、北米でデビュー(マイナーチェンジや新グレード投入も含む)、またはデビュー予定のライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)の中からベストな1台を選ぶ。
第一次選考時のリストには、正式発表前の新型車が含まれていた。これは2014年1月のイヤーカー発表後、速やかに市販され、年間2000台以上を北米市場で販売すればいいという規則に基づいている。
最終選考に残っていたのは、3台。地元米国の2強、GMからは、主力フルサイズピックアップトラックの新型シボレー『シルバラード』、クライスラーグループからは、新型ジープ『チェロキー』が最終選考に進出。日本メーカーでは唯一、ホンダの高級車ブランド、アキュラの新型『MDX』が最終選考に名前を連ねていた。
1月13日に開幕したデトロイトモーターショー14では、最初のイベントとして、2014北米トラックオブザイヤーを発表。新型シボレー シルバラードが栄冠を手にした。乗用車部門の新型コルベットと合わせて、シボレーが2冠という結果に。
GMのシボレーブランド担当、アラン・ベイティー上級副社長は、「コルベットとシルバラードのダブル受賞は、全てのシボレースタッフの誇り」と語っている。