BOOMERANG INTERNATIONALは東京オートサロン14に、カプチーノベースのコンプリートカー、『Z Street(ゼータストリート)』を出展した。
Z Streetは、スズキ『カプチーノ』をベースに、“日常から非日常へ駆け出すイタリアンピッコロレーサー”をコンセプトに、カーボンでボディなどを作成したモデルである。
「そもそもカプチーノを選んだのはFR特有の、ロングノーズ、ショートデッキというスポーツカーデザインをやりたかったから」と話すのは、BOOMERANG INTERNATIONAL代表取締役社長の安藤純一さん。
安藤さんは、市販するこのクルマをベースに、さらにボディなどをモディファイして、皆で遊んでほしいという。さらに、「我々はメーカーとして、ショップに販売し、そのショップとユーザーとでいろいろ遊んでほしい。そうすることによって、ショップも利益が出て、ユーザーも喜ぶ。我々は(Z Streetという)素材を提供することに専念でき、数を生産できる」と述べる。
「例えばちょっとタイヤを変えたいとか、マフラーを変えたいといわれても、なかなか(自社では)対応が難しい。そういうところは、ショップの方が詳しいのでユーザーとともに相談しながらモディファイを楽しんでもらえれば」と安藤さん。そこで必要な作成物があれば対応するという。
最後に安藤さんは、「我々はこのクルマを中心とした、クラブ活動やサークル活動などをユーザーやショップのために運営もしていきたい」と語った。