2008年、約11万3000ルピー(当時の為替レートで約21万円)で売り出し、世界一安い車として誕生した小型自動車『ナノ』。製造会社のタタモーターズがナノ・ブランドの新型で上級仕様にあたる『ナノ・ツイスト』を23万6000ルピー(約40万円)で販売を開始した。
624ccのエンジンは、2011年11月に行われたマイナーチェンジで初期モデル比3PS/3.4Nmアップの38PS/51Nmとなっているが、ナノ・ツイストも改良後のエンジンを搭載しており、 燃費は25.4km/リットルとなっている。トランスミッションは4速MTでこちらも変化なし。
大きく変更を受けたのは装備類で、従来のナノにはなかった電動パワー・ステアリング(EPS)やエンジン・コントロール・ユニット(ECU)が新しく搭載されている。インテリアはダッシュボードのデザインが一新された他、平均燃費計やLEDの燃料計/水温計なども装備している。