マイクロアド、バス車内・バス停へのデジタルサイネージ広告の配信実験を実施

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バス車内のデジタルサイネージ
バス車内のデジタルサイネージ 全 8 枚 拡大写真

マイクロアドは1月22日、バス車内およびバス停へのデジタルサイネージ広告の配信実験を茨城県つくば市で実施した。

【画像全8枚】

同社は、小規模な地域に最適な広告配信システムを開発。今回の試験取り組みでは、地域商店街の各事業主と地元に密着したバスとを連携させ、新しい収入源の提供に加えて、商店街とバスの利用を促す取り組みを実施した。

従来、紙の掲載が一般的だったバス車内では、全24面のデジタルサイネージパネルを搭載し、ネットワーク経由での広告配信を実施した。独自開発システムにより時間や場所に応じて広告を切り替えることができ、走行時刻や停留所に応じて周辺の飲食店や不動産物件の情報を流すことで、学生や社会人など各ターゲットに応じた内容の広告配信を可能にした。

またバス停のデジタルサイネージには、簡単に端末を使って広告配信をすることが可能で、効果測定もできる独自のシステムを開発。広告主となる商店街店舗の事業主は、当日の入荷商品情報や割引情報等に応じてリアルタイムに広告を配信でき、消費者に情報をいち早く伝えることができる。また消費者は、QRコードやSMSを使ってその場でクーポンをスマートフォンに保存・取得することも可能としている。

同社では、今回の試験的取り組みの結果を踏まえ、今後のサービス展開を検討していくほか、今後も小規模な地域に最適な広告サービスと、交通広告市場の発展に貢献できる新しいビジネスモデルを提案していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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