欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンが1月13日、デトロイトモーターショー14でワールドプレミアした『ザ・ビートル・デューンコンセプト』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
ザ・ビートル・デューンコンセプトは、『ザ・ビートル』をベースに、オフロードテイストに仕上げたコンセプトカー。外観はザ・ビートルに対して、アンダーガードやフェンダーエクステンション、大径タイヤを追加装備。車高は50mm引き上げられた。ボディカラーは明るいオレンジ、「アリゾナ」で塗装。バンパーは専用デザインとした。
パワートレインは、ザ・ビートルの「Rライン」と共通。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」は、最大出力210psを発生。トランスミッションは、6速デュアルクラッチの「DSG」。電子制御ディファレンシャルロックの「XDS」も装備される。
車内はボディカラーに合わせて、ダッシュボードやドアトリム、ステアリングホイールなどにオレンジのアクセントを使用。助手席前方のダッシュボードには、アシストグリップが装着された。
将来、ザ・ビートルの高性能モデルとして、市販化されるかもしれないザ・ビートル・デューンコンセプト。ザ・ビートルの新たな可能性を、フォルクスワーゲンは提示している。