NEC、ネパールの民間航空公社から航空管制用レーダシステムを受注…トリブバン国際空港の近代化に貢献

航空 企業動向
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NECは、ネパール連邦民主共和国の民間航空公社から、首都カトマンズのトリブバン国際空港近代化プロジェクトを総額約10億円で受注した。

内陸国であり山間地が国土の大半を占めるネパールでは、航空輸送は重要な移動・流通手段となっており、トリブバン国際空港は、同国唯一の国際空港であるとともに、国内線のハブ空港としても重要な役割を果たしている。

ネパールは、旅客機発着数の急増に対応するため、国際協力機構(JICA)を通じ、日本政府の政府開発援助(ODA)無償資金協力により老朽化した監視レーダや情報処理システムなどの機材を更新する。

同社は今回航空管制用レーダシステムを受注、航空機から詳細な運航情報を取得できる二次監視レーダと、レーダから取得した情報を利用するためのマルチセンサ情報処理システムを2015年3月までに設置する。ネパールの航空管制サービスの信頼性と効率を向上するとともに、スムーズで安全な航空管制に貢献していくとしている。

同社は、50年以上にわたり航空交通管制に関連するソリューションを日本、台湾、フィリピン、韓国などアジア地域などに提供している。今回の受注は、これまでの実績と経験で培ってきた技術を集結した航空管制システムが評価された。

同社では今後も、航空管制関連のソリューションを継続的に強化し、地域ニーズに対応した提案活動を加速して事業の拡大を図る方針。

《レスポンス編集部》

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