【デトロイトモーターショー14】韓国キアのFRスポーツ、GT4 スティンガー…市販版はトヨタ86やマツダロードスターを意識

モータースポーツ/エンタメ 出版物
キア GT4 スティンガー(デトロイトモーターショー14)
キア GT4 スティンガー(デトロイトモーターショー14) 全 12 枚 拡大写真

韓国のキアモーターズが1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14で初公開したスポーツカーコンセプト、『GT4 スティンガー』。同車の市販化について、キアのデザイナーが興味深い発言を行った。

画像:キア GT4 スティンガー

これは英国の自動車メディア、『Auto EXPRESS』が伝えたもの。同メディアのインタビューの中で、キアモーターズのデザイナー、トム・カーンズ氏は、「GT4スティンガーは、あくまでコンセプトカー。しかし、仮に量産することが決まれば、GT4スティンガーから大きく変わることはないだろう」と話したという。

GT4スティンガーは、2+2のスポーツカーを提案したコンセプトカー。設計は、米国カリフォルニア州のキアのデザインチームが担当した。イエローの車体は、空力性能を追求したアグレッシブなもの。

エンジンはフロントに置き、後輪を駆動するFR車。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「T-GDI」エンジンは、最大出力は315psを発生する。車両重量はおよそ1300kg。前後重量バランスは52対48と理想的。

ところで、このGT4 スティンガーが市販されるとすれば、どのような競合車を想定しているのか。同メディアの想定価格の問いに対して、トム・カーンズ氏は、「意識しているのは、サイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)や、マツダ『MX-5』(日本名:『ロードスター』)のような手頃な価格のスポーツカー。その上で、キアのブランド価値に見合う価格設定になるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  3. シビックベースのネオレトロマシンに「興奮した」!光岡『M55』量産モデル第2弾発表に反響集まる
  4. もっと良くなったはず? 日産『ローグPHEV』は三菱アウトランダーPHEV派生…海外報道
  5. フリードがアメ車フェイスに大変身!ダムド『フリード アイソレーター』が初登場…DAMD PARTY 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る