【新聞ウォッチ】インド・タタ自動車社長、バンコクのホテルで謎の転落死

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バンコクで転落死したタタ自動車のカール・スリム社長
バンコクで転落死したタタ自動車のカール・スリム社長 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年1月28日付

●新興国通貨連鎖安、世界株安(読売・9面)

●印タタ自動車、社長が自殺か、滞在先のバンコクで(朝日・7面)

●発売から63年世界で最も長期間生産、VW「コンビ」歴史に幕(毎日・7面)

●三陸鉄道4月6日全線復旧(産経・28面)

●新運転システム実験へ、ホンダ、信号機の情報活用(産経・2面)

●全スポンサーCM見合わせ、日テレ「明日、ママがいない」(産経・26面)

●富士重工元部長を逮捕、ロボット開発費、210万円詐欺容疑(産経・28面)

●トヨタ労組235万円超要求、一時金リーマン前水準(東京・6面)

●タイ混乱、企業は自衛、ホンダ勤務は8時間以内(日経・9面)

●トヨタ4月生産10%減、消費増税の影響で(日経・11面)

●トレンド、賢いクルマ走る、車は私のパートナー(日経・13面)

ひとくちコメント

反政府デモの影響が広がっているタイ・バンコクだが、それとは別に、ショッキングなニュースが伝えられた。インドの自動車メーカー大手、タタ自動車のカール・スリム社長が宿泊していたバンコクのホテルから転落し、死去したという。

地元紙の報道によると、スリム氏はタイ法人の役員会出席のため、妻とともにバンコクに滞在。宿泊先のホテルの22階から転落したという。「部屋からは同氏が書いたと思われる手紙が見つかったとされ、自殺の可能性がある」とも伝えられている。

きょうの日経によると、同氏は英国人で51歳。米ゼネラル・モーターズ(GM)に17年間在籍。GMのインド法人トップを務めたほか、中国やカナダ、ポーランドで活躍。GM以前にはトヨタ自動車に勤務した経験もある。その手腕を買われ、2012年10月にインド最大の財閥、タタグループ傘下のタタ自動車社長に就任した。

ただ、タタ自動車は09年に低価格車として話題になった『ナノ』が不振で、国内市場での販売が低迷。その後、目ぼしい新型車がなかったという。「販売低調に悩むタタ自再建を請け負っていただけに、死去は同社には痛手」(日経)とみられる。

《福田俊之》

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