【デトロイトモーターショー14】日産のコンセプトカー 、IDx …現代版「ハコスカ」に市販の可能性

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日産 IDx NISMO(デトロイトモーターショー14)
日産 IDx NISMO(デトロイトモーターショー14) 全 7 枚 拡大写真

日産自動車が1月13日、デトロイトモーターショー14で北米初公開した2台のコンセプトカー、『IDxフリーフロー』と『IDx NISMO』。このうちの1台が、2016年までに市販される可能性が出てきた。

これは、オーストラリアの自動車メディア、『Car Advice』が伝えたもの。同メディアのインタビューに応じた日産自動車のアンディ・パーマー副社長は、「2台両方というのはないだろうが、どちらか1台を市販するつもりだ」と話したという。

2台のコンセプトカーは2013年11月、東京モーターショー13でワールドプレミア。両車は2013年、日産自動車が創立80周年を迎えたのを記念して製作されたコンセプトカー。「ジェネレーションZ」と呼ぶ1990年代以降に生まれた若い世代をターゲットとし、「コ・クリエーション」と名付けた共同創造手法を導入しているのが特徴。

ボディサイズは、全長4100×全幅1700×全高1300mm。デザインには名車、「ハコスカ」(1968-1972年に生産された3代目日産『スカイライン』)のモチーフが、各部に採用された。駆動方式はFR。高性能なニスモ(NISMO)版のIDx NISMOでは、直噴1.6リットル直列4気筒ターボエンジンに、6速マニュアルモード機能付きCVTを組み合わせた。

このIDxが市販されれば、トヨタ『86』などのライバルになりそう。アンディ・パーマー副社長は、同メディアに対して、「トヨタ86とは目指す方向が異なる。違った視点から、スポーツカーを探求しているところだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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