豊田通商、トーメンエレクトロニクスを完全子会社化…TOB実施

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豊田通商は、連結子会社のトーメンエレクトロニクスの株式公開買い付け(TOB)を実施して完全子会社化すると発表した。

豊田通商はトーメンエレクトロニクスに40.16%出資している筆頭株主。

豊田通商グループのエレクトロニクス事業は、売上7000億円弱の規模。これまでハイブリッド・電気自動車などの環境対応型自動車向け電装化を支えるコアデバイスとなる車載(モビリティ領域)向けや、デジタル家電用途、アミューズ分野向けとを柱として経営資源を配分してきた。

国内エレクトロニクス商社事業の環境が大きく変化する中で、豊田通商は、トーメンエレクトロニクスをグループのエレクトロニクス事業中核会社と位置づけることにした。完全子会社化し、より安定した資本関係を構築することで、豊田通商グループとの連携を強化、中核会社としてエレクトロニクス事業内で成長領域への経営リソース配分を加速させる。また、完全子会社化することで意思決定を迅速化し、成長戦略に沿って大胆に人的・財務的な経営リソース配分することが可能となるとしている。

TOBの買い付け価格は1株当たり1650円。買い付け予定株式数は967万7730株で、買い付け総額は159億6800万円となる。

豊田通商は6月末ごろにはTOBを開始する予定。

《レスポンス編集部》

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