ルノー・日産アライアンス、研究開発や人事などの統合強化

自動車 ビジネス 企業動向
ルノー日産のカルロス・ゴーンCEO
ルノー日産のカルロス・ゴーンCEO 全 1 枚 拡大写真

ルノー・日産アライアンスは1月30日、研究・開発、生産・物流、購買、人事の統合を強化し、2016年までに年間43億ユーロ(約6000億円)の相乗効果を目指すプロジェクトを開始すると発表した。

研究・開発では、次世代技術の研究領域における役割分担を検討。共通プラットフォームの採用、共通パワートレーン戦略の策定・実行を図る。アライアンスの共通プラットフォーム・共通部品担当ダイレクターである山口豪氏がプロジェクトリーダーを務める。

生産・物流では、標準化の推進、生産能力の活用、さらに物流効率の適正化を通じて、設備投資の最適化を図る。日産自動車の車両生産技術担当CVP、木村昌平氏がプロジェクトリーダーを務める。

人事では、アライアンス内の共通人事プロセスの策定を検討。本社だけでなくリージョンも含めたグローバル共通の「タレント・マネジメント」方針を策定するプロジェクトを立ち上げる。ルノーの人事担当副社長、マリー・フランソワーズ・ダムザン氏がプロジェクトリーダーを務める。

また購買については、ルノー・ニッサン パーチェシング オーガニゼーションのマネージング・ダイレクター、クリスチャン・ヴァンデンヘンデ氏がプロジェクトリーダーを務め、共同購買組織の強化を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る