ペナンのタクシー、メーター使用に全面同意へ

エマージング・マーケット 東南アジア

25年にわたってメーター使用に抵抗していたペナン島のタクシーが、ようやく公共陸運委員会(SPAD)の提案を受け入れて全面的にメーター使用に同意する見通しだ。ペナン州タクシー及びハイヤー運転手連合会が明らかにした。

SPADが値上げを盛り込んだ新たなメーター料金体系を提案したためで、昨年10月に行われた会議で運転手らは新たな料金体系とメーター使用に同意したという。新たな料金体系は間もなく発表される予定だ。

メーター利用時のタクシー料金は最大で70-80%値上がりする見通し。しかし現実には多くの運転手がメーターを利用せず交渉で値段を決めていることから、交渉料金よりは安くなることが見込まれている。

例えば、ペナン島のランドマーク・ビル「コムター」からバヤン・レパスの料金は、現在言い値で20-25リンギとなっているが、メーターを利用した新料金は約15リンギとなる。ジョージタウンからペナン国際空港の料金も30リンギから22リンギほどとなる。現行制度では初乗りが4リンギで、1キロメートル以上は150メートル毎に10センの追加料金がかかる。

広瀬やよい

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