【ルノー キャプチャー 発表】FFのみの設定は価格アップを抑えるため

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ルノー・キャプチャー
ルノー・キャプチャー 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンが2月27日より発売を開始する、コンパクトクロスオーバー『キャプチャー』の駆動方式は、本国同様フロントエンジンフロントドライブ(FF)の二輪駆動での導入だ。

「コンパクトクロスオーバーセグメントの購入時、大きな理由のひとつは金額だ」とは同社マーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさんの弁。「フランスではだいたい1万5000ユーロから1万9000ユーロの価格で購入されている」という。

「仮に四輪駆動モデルを設定した場合、購入金額の10%近くがプラスになるので、需要がほとんどない」と二輪駆動のみの設定が価格にあることを説明する。これが、「C、Dセグメントでは、四輪駆動分の追加価格割合が小さくなるので四輪駆動の需要は増加する」と分析。

これらの結果、「コンパクトクロスオーバーセグメントの9割は二輪駆動であり、キャプチャーは、本国を含めて最初から二輪駆動のみの設定にした」と語った。

日本では、上級グレードのインテンスが259万8000円、ゼンが249万8000円である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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