日産車体、日産の受託生産車台数が減少で営業減益…2013年4-12月期決算

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日産車体が発表した2013年4-12月期(第3四半期)連結決算は、営業利益が前年同期比11.3%減の60億3300万円と減益となった。

日産自動車向けに受託生産している国内向け・輸出向けともに「NV350キャラバン」が増加したものの、国内向け「ADバン」、輸出向け「クエスト」などが減少したことにより、売上台数は同3.6%減の13万6665台となった。このため、売上高は同4.7%減の3317億9000万円と減収となった。

経常利益は減収の影響から、同6.3%減の60億1400万円と減益となった。当期純利益は湘南工場再編に伴う固定資産売却益の増加や減損損失の減少などの効果で同69.2%増の40億4500万円だった。

通期業績見通しは、輸出向けパトロール(Y62)、インフィニティQX80などの売上台数が予想より増加するのに加え、国内向けが消費税増税前の駆け込み需要により、売上台数が増加する見通しとなったため、上方修正した。

売上高は前回予想より340億円増の4730億円となる見通し。営業利益は35億円増の97億円、経常利益が39億円増の96億円、最終利益が37億円増の67億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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