フェラーリ正規ディーラー、ニコルコンペティツィオーネがプレオープン

自動車 ビジネス 企業動向
フェラーリ正規ディーラー、ニコルコンペティツィオーネがプレオープン
フェラーリ正規ディーラー、ニコルコンペティツィオーネがプレオープン 全 8 枚 拡大写真

ニコルコンペティツィオーネ(ニコルグループ)は、フェラーリ・ジャパンと正規ディーラー契約を結び、2014年春に横浜にショールームをオープンする。

正式オープンを前に、一部報道陣にショールームを公開。その席上でニコルコンペティツィオーネ代表取締役社長のニコ・ローケレ氏は、社名の由来について、「コンペティツィオーネはイタリア語でレーシングという意味だ」という。

「私の叔父のフシュケ・フォン・ハンシュタインが1940年、イタリアのミッレミリアにおいて、BMW『328』で優勝したのだ。ハンシュタインがいなければ、私はレースに興味を持つことはなかっただろう。従って、その時がニコルコンペティツィオーネの始まりだ」とニコ氏。「偶然にも1940年のミッレミリアでは、エンツォ・フェラーリが作った最初のクルマであるアウトアビオ815がデビューした年でもあった」と話す。

ニコ氏は1974年からレース活動を開始した人物で、ニコルグループはモータースポーツをルーツとして誕生している。ニコ氏は、フェラーリとの“縁”について、1974年にフェラーリはF1グランプリで50回目の優勝したことや、自身が初めてレースで優勝した1975年に、フェラーリはドライバーズチャンピオンシップとワールドコンストラクターズチャンピオンシップを獲得したことなどを挙げ、「昔からエンツォ・フェラーリを尊敬している。彼はレースから自分のビジネスを始めた事業家だった」と述べ、「あきらかにフェラーリと私の最も強いつながり(共通点)は、モータースポーツがルーツの部分だと思っている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る