ニコルコンペティツィオーネ、モータースポーツの考えをビジネスに取り入れる

自動車 ビジネス 企業動向
ニコルコンペティツィオーネ、モータースポーツの考えをビジネスに取り入れる
ニコルコンペティツィオーネ、モータースポーツの考えをビジネスに取り入れる 全 8 枚 拡大写真

2014年春に、フェラーリのショールームが横浜にオープンする。

フェラーリ・ジャパンと正規ディーラー契約を結んだニコルコンペティツィオーネ代表取締役社長のニコ・ローケレ氏は、同社のルーツがモータースポーツにあると述べ、その精神をニコルコンペティツィオーネのビジネスに持ち込みたいと思っているという。

「レースというビジネスは当然1番になるということだ。従って、我々もナンバーワンになるつもりだ」とし、「レースでピットへ入った時には、安心してピットアウトもしたい。つまり、ユーザーがディーラーへ入庫した後は、安心して整備を受けてクルマを受け取れるようにしなければならない」とニコ氏。「我々はユーザーが喜ぶアフターケアを行っていくつもりだ。必ずサービスを通して長いお付き合いにつながっていく。我々は技術面でも頑張ってナンバーワンを目指す」と話す。

また、レースではピットが必要なように、ディーラーでもワークショップが必要だとし、「現在横浜の都筑区にワークショップと、フェラーリのユーズドカーのショールームを建設中。4か月後にオープン予定だ」と述べる。

最後にニコ氏は、「我々はこれまで培ってきた、高級車の販売やサービス、ノウハウすべてをフェラーリビジネスに情熱的に生かしていく」と意気込みを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る