【春闘14】三菱自益子社長「国内のモノづくり維持も考えて」

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車工業の益子修社長
三菱自動車工業の益子修社長 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車工業の益子修社長は、2月12日に始まった今春闘について「ここまで頑張ってくれた社員に応えるのはもっともだが、日本経済が立ち直るために何ができるかも考えて対応したい」と述べた。

13日に東京の本社で開いた新車発表の記者会見で語った。益子社長は今春闘が経営再建にメドをつけての交渉となるため、かねて賃金改善などに前向きな姿勢を表明していた。

同日の会見では、「元気のない日本経済では新車の市場も広がらない」とし、国内景気の活性化には社会に賃金改善の動きが必要との考えを示した。一方で、三菱自動車としては「国内でのモノづくりを維持したいので、その条件は何かを考えて組合に答えを出したい」と述べ、競争力のある労務コストの必要性も示唆した。

三菱自動車の労組は今年、組合員平均3500円の賃金改善を要求している。実に2002年以来、12年ぶりの要求であり、実現すれば14年ぶりの賃上げとなる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る