【JAIA試乗会】ジャガー Fタイプ V8 S コンバーチブル[写真蔵]

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ジャガー・Fタイプ V8 S コンバーチブル
ジャガー・Fタイプ V8 S コンバーチブル 全 32 枚 拡大写真

ジャガー・ランドローバー・ジャパンが導入しているジャガー『Fタイプ』は、オール・アルミニウム製ボディで、“世界で最も美しいクルマの1台”ともいわれるジャガー『Eタイプ』以来、50年の時を経て登場した2シーターコンバーチブルである。

Fタイプのサイドには2本の特徴的なハートライン”と呼ばれるキャラクターラインが存在する。ひとつめは、ジャガーデザインチームを率いるイアンカラムの初期スケッチをそのまま踏襲したラインで、フロントスポイラー両端のエアインテークから始まり、ヘッドライトを抜け、リアフェンダーへ流れるものである。2つめは、ドア後端上部からリアへ抜けて行くラインで、リアのしっかりとしたボリューム感を強調する。因みにハートラインの意味は、この2本のラインが交差するあたりがハート型をイメージできることからこう呼ばれている。

上級モデルであるV8 S コンバーチブルに搭載されるエンジンは5リットル、V型8気筒DOHCスーパーチャージャー付で、最高出力495馬力、最大トルクは625Nmを発揮。

また、V8 Sにのみアクティブエグゾーストシステムが装備される。これは、排気系リアセクションに電子制御式のバイパスバルブを使用し、急加速時にこのバルブが開き、サイレンサー内部における排気ガスのルートをストレート式にアレンジし、スポーツカーとしてのエグゾーストノートの音質を迫力のあるものに変えるものだ。

価格はFタイプコンバーチブルの977万円からFタイプ V8 S コンバーチブルの1286万円まで。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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