ミシュラン、純利益が28%減の11億2700万ユーロと大幅減益…2013年12月期決算

自動車 ビジネス 企業動向

ミシュランが発表した2013年12月期連結決算は、純利益が前年同期比28.3%減の11億2700万ユーロと大幅減益となった。

売上高は、同5.7%減の202億4700万ユーロと減収だった。販売数量はほぼ期待通りとなったとしている。

収益では、原材料価格下落の増益効果があったものの、特別損益算入前の営業利益が同7.8%減の22億3400万ユーロだった。特別損益算入前の売上高営業利益率は11.0%で、前年同期と比べて0.3ポイントダウンした。

使用総資本利益率(ROCE)は11.9%と4年連続で価値を創出した。

同社のジャン・ドミニク・スナール最高経営責任者は「2013年度のグループの素晴らしい業績は、変化の激しい市場環境において達成されたもので、2015年への展望に沿った事業業績を実現するという目標を確認するもの」とコメント。

5月16日開催の年次株主総会で1株当たり2.50ユーロの配当を提案する。

2014年は、タイヤ需要について新興市場で急速な拡大が続き、成熟地域では経済活動とともに後退することを予想。世界のタイヤ市場の成長に沿って、年間約3%の販売量増加を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る