東芝、車両接近通報装置向けオーディオパワーICの量産出荷を発表…EV走行の安全性向上

自動車 ビジネス 企業動向
東芝のオーディオパワーIC『TB2909FNG』
東芝のオーディオパワーIC『TB2909FNG』 全 1 枚 拡大写真

東芝は2月18日、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)の車両接近を歩行者に通報する装置向けの外部音声主力用オーディオパワーIC『TB2909FNG』を製品化し、量産出荷を開始すると発表した。

HEVやEVでは、エンジンを使用しないEV走行中には一般のエンジン車のようなエンジン音を出さないので、歩行者が車両の接近に気づきにくい、という問題がある。そこで、EV走行中に疑似エンジン音を出して、歩行者に車の接近を知らせる装置を搭載することが考えられている。

今回のオーデイオパワーICの特徴は、110度での動作を保証して、高温化での安定性の要求に応えた点だ。さらに、検出機能や保護機能を内蔵しており、装置の安全性と小型化のも貢献できる、という。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  5. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る