2月5~11日にインド・グレーターノイダで開催された「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)。ホンダモーターサイクル&スクーター・インディア(HMSI)は、クロスオーバー・モーターサイクルのコンセプトモデル『CX-01』を世界初公開した。
CX-01のデザインを手がけたのは、HMSIマネサール工場内にあるホンダR&Dインディア。この2013年に稼動開始したばかりのR&D施設から送り出される、初のコンセプトモデルとなる。
CBR250Rのフレームとエンジンをベースにして「スマートなオンロードモデルのスタイリングと、オフロードでのタフなパフォーマンスをパーフェクトにブレンドさせたのがCX-01のデザインだ」とのことだ。
デザイン開発はスケッチワークやクレイモデル、CADデータ作成などあらゆる領域でインド人スタッフが中心となって進められている。既存のメカニズムを使っていることから、スタイリッシュながら現実性の高いデザインだ。
HMSIでは「クロスオーバーというカテゴリーは、インドのモーターサイクル市場に新しいトレンドを生み出し、新たなバイカーを生み出すポテンシャルがある」と説明する。もしかすると、こうしたクロスオーバーモデルがそう遠くない時期に発売されるのかもしれない。