由利高原鉄道YR-3000形、3月から3両目が運行開始

鉄道 企業動向
由利高原鉄道が導入を進めているYR-3000形の模型。青を基調にデザインしたYR-3003(右)は3月から運行を開始する。
由利高原鉄道が導入を進めているYR-3000形の模型。青を基調にデザインしたYR-3003(右)は3月から運行を開始する。 全 1 枚 拡大写真

羽後本荘~矢島間(秋田県由利本荘市)20.3kmの鳥海山ろく線を運営している由利高原鉄道はこのほど、YR-3000形3次車1両(YR-3003)を3月に導入すると発表した。

YR-3000形は、2012年から導入が始まった由利高原鉄道の新型車両。2012年にYR-3001、2013年にYR-3002がそれぞれ導入されている。車両の構造などは統一されているが、塗装は車両ごとに異なっており、YR-3001は緑を基調としたデザイン、YR-3002は赤を基調にしたデザインとなっている。今回導入されるYR-3003は青ベースのデザインになる。

製造元の日本車輌製造豊川製作所(愛知県豊川市)からの貨物列車による車両輸送(甲種輸送)は、3月7日から8日にかけて行われる。運行予定時刻は豊川11時57分発~豊橋12時12分着・12時14分発~新鶴見信号場18時25分着・18時39分発~南長岡3時22分着・4時29分発~新津5時18分着・5時20分発~羽後本荘12時45分着。

YR-3003の運行開始は3月20日の予定。これに先立つ3月11日には、矢島駅構内にYR-3000形3両を並べ、ホームから見学できるようにする。見学時間は1回目が9時~9時30分、2回目が9時50分~10時20分。

《草町義和》

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