GM、新型フルサイズSUVの燃費公表…先代比で10%向上

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新型シボレー タホ
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米国の自動車最大手、GMは2月24日、シボレーとGMCの両ブランドの新型フルサイズSUVに関して、燃費性能を公表した。

この新型フルサイズSUVは、2013年9月に発表。シボレーが新型『タホ』と新型『サバーバン』、GMCが新型『ユーコン』と新型『ユーコンXL』だ。タホとユーコンは標準ボディ、サバーバンとユーコンXLはロングボディとなる。

これら4車種には、「エコテック3」と呼ばれる直噴5.3リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。低負荷走行時に、一部シリンダーを止める気筒休止システムを採用した。

その効果もあって、米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地が16マイル/ガロン(約6.8km/リットル)、高速が23マイル/ガロン(約9.8km/リットル)。先代比で、市街地燃費は約7%、高速燃費は約10%向上する。

また、GMCは上級仕様として、新型『ユーコン デナリ』(標準ボディ)と新型『ユーコンXLデナリ』(ロングボディ)を設定。新型キャデラック『エスカレード』と共通の新開発直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンを積む。

このV8は、最大出は420ps、最大トルク63.5kgmを引き出す。従来比でパワーは約5%、トルクは約10%向上。それでいて、気筒休止システムなどにより、燃費性能を改善させた。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地が15マイル/ガロン(約6.4km/リットル)、高速が21マイル/ガロン(約8.9km/リットル)。

GMは、「V8エンジン搭載のセグメント車の中で、燃費は最高」とコメントしている。

《森脇稔》

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