事故を目撃して通報の運転者、別の追突に巻き込まれて死亡

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24日午前5時40分ごろ、兵庫県淡路市内の神戸淡路鳴門自動車道下り線(南行き)で、単独事故を起こして本線上で停止していた中型トラックに対し、後ろから進行してきた別の中型トラックが追突する事故が起きた。この事故で2人が死傷している。

兵庫県警・高速隊によると、現場は淡路市池ノ内付近で片側2車線の直線区間。中型トラックは第2車線(追越車線)を走行中に中央分離帯へ衝突する事故を起こして本線上で停止。現場を通りかかった乗用車の運転者がトラックの前方にクルマを止めて警察へ通報するとともに、トラック運転者の様子を確認していたところ、後ろから進行してきた別の中型トラックが突っ込んだ。

停止していたトラックは前方に押し出され、車外に出ていた乗用車運転の男性に衝突。男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡した。後の調べで南あわじ市内に在住する22歳の男性と判明している。追突したトラックを運転していた神戸市長田区内に在住する48歳の男性が軽傷。最初に単独事故を起こしたトラックの運転者にケガはなかった。

事故当時、現場には最初に事故を起こしたトラックに積載されていた鉄骨が散乱し、通過しにくい状態となっていた。警察では当事者から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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