イタリアの自動車大手、フィアット傘下のアルファロメオは3月4日（日本時間3月4日夕方）、スイスで開幕するジュネーブモーターショー14において、『ミト』（『MiTo』）の「クアドリフォリオ・ヴェルデ」（QV）の2014年モデルを初公開する。
クアドリフォリオ・ヴェルデは、ミトの高性能グレード。FPT（フィアット・パワートレーン・テクノロジー）が開発した「マルチエア」を採用する1.4リットル直列4気筒ガソリンターボは、最大出力170psを引き出す。
2014年モデルでは、内外装をアップデート。外観は、新形状のリアスポイラーやスポーツタイプのバンパーを装備。フロントグリル、ドアハンドル、ヘッドライト、テールランプ、17インチアルミホイール、ドアミラーは光沢仕上げとした。ブレーキキャリパーは赤で塗装。専用ボディカラーとして、つや消しのマグネシオグレーを設定する。
室内はブラック基調とし、新デザインのレザーステアリングホイールを採用。ダッシュボードには、カーボン調パネルを配す。パーキングブレーキレバーやシフトノブは、ブラックレザー仕上げとした。
エンジンは引き続き、1.4リットル直列4気筒ガソリン「マルチエア」ターボ。最大出力は170ps/5500rpm、最大トルクは23.5kgm/2500rpm。スポーツモードでは、最大トルクが25.5kgmへ2kgm向上する。トランスミッションは6速デュアルクラッチ「TCT」。0 - 100km/h加速7.3秒、最高速219km/hのパフォーマンスを実現している。
