【三菱 ekスペース 試乗】格段によくなった基本性能、使い勝手のよさも満載…諸星陽一

試乗記 国産車
三菱 eKスペース カスタム
三菱 eKスペース カスタム 全 10 枚 拡大写真

『eKスペース』は三菱自動車と日産自動車が共同出資した、NMKVの開発による軽自動車の第2弾。「スペース」の名からも想像できるように、スーパーハイト系のユーティリティモデルだ。

【画像全10枚】

全長×全幅は3395×1475mmで軽自動車枠ギリギリ。これはどんな軽自動車でも同じ大きさだ。全高は1775mmとかなり高い。この全高から得られる室内高は1400mmと高く、小学校高学年までは車内で立つことができるほどの寸法を誇っている。実際、運転しているときはかなり天井が高く、ルーフコンソールをつけても十分に余裕があると感じてしまう。

eKスペースに搭載されているエンジンは660ccのターボと自然吸気。ターボエンジンは低速からしっかりとしたトルクを発生する特性で、発進から加速はもちろん追い越し加速も気持ちがよくスッキリとした乗り味。組み合わされるミッションがCVTということもあり、加速感はシームレスだ。100km/h時のエンジン回転数は2200回転で、定常走行時のノイズも小さく静粛性は高い。

ハンドリングも安定感にあふれたもので、車高の高さをあまり感じさせないもの。『eKワゴン』ではハンドリングに違和感を感じる場面もあったが、このeK スペースではそうした違和感もなく素直で扱いやすかった。全体として細かい部分まで見直してリフレッシュされている印象だ。

リヤシートは左右独立してスライドが可能な設定で、2アクションで独立してフラット化が可能。フロントシートを最後部まで下げているとフラットにすることはできないが、そこまで後退させのは身長が2mを超えるような人になるであろうから、さほど問題にはならないだろう。

子供がいる家庭にはベストマッチするパッケージのクルマだが、趣味のグッズをたっぷりと積み込んで遊びに行くといった使い方にもよさそう。走りよりユーティリティ性を重視するモデルのようだが、なかなかどうして走りもいい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 走りが変わる! トヨタ『ヤリスクロス』次期型は新開発直4を搭載!? 新型キックスとガチンコ対決
  2. モデル末期か? ホンダ『フィットRS』500km試乗で感じた課題と期待…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ハイエース』次期型はハイブリッドで2026年末登場か?…4月のスクープ記事ベスト5
  4. シエンタの音がここまで変わる! 美しきフロント4ウェイの実力[Pro Shop インストール・レビュー]by サウンドステーション AV Kansai 堺店 後編
  5. 世界最軽量のV6エンジンが北京モーターショー2026で登場…今週のビジネス記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る