英国の高級車メーカー、ジャガーカーズが3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14でワールドプレミアしたジャガー『XFR-Sスポーツブレーク』。同車の公式映像が、ネット上で公開された。
同車は、ジャガー『XF』のワゴン、『XFスポーツブレーク』（日本未導入）に設定された最強グレード。ジャガーは2012年11月、ロサンゼルスモーターショー12で『XFR-S』を発表。4ドアセダンのXFに続いて、ワゴンボディのXFスポーツブレークにも、XFR-Sをラインナップ。
XFR-Sスポーツブレークも、セダンのXFR-S と同じエンジンを積む。『XK』シリーズの頂点に立つ『XKR-S』とも共通の直噴5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーは、最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを発生。これは通常の『XFR』比で、40ps、5.6kgmもパワフルなユニットとなる。
トランスミッションは、新型スポーツカーの『Fタイプ』譲りの8速「クイックシフト」。XFR-Sスポーツブレークは、0-100km/h加速4.8秒、最高速300km/h（リミッター作動）というワゴン屈指のパフォーマンスを実現した。
ジャガーが配信したXFR-Sスポーツブレークの公式映像は、UCI（国際自転車競技連合 ） 主催のUCIプロツアーに参加中の英国の自転車ロードレースチーム、「チームスカイ」（TEAM sky）の自転車と対決する内容。スペインで収録され、峠から麓まで、下り坂を一気に駆け下りている。
