タカタ、ハンガリー新工場の定礎式を実施…投資総額6830万ユーロ、14年10月操業予定

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新工場完成予想図
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タカタは、ハンガリーのミシュコルツに建設するTakata Safety Systems Hungary Kft.(ハンガリー新工場)の定礎式を挙行したと発表した。

ハンガリー新工場では新たに従業員を約1000名雇用する計画で、最新式の生産設備を備えた同工場でエアバッグなどの自動車用安全システムの製造を2014年10 月より開始する予定。

今回のハンガリー新工場の定礎式には、ハンガリーのオルバン首相のほか同国政府代表者が出席した。ハンガリー新工場の延床面積は5万平方メートルで、欧州自動車メーカー向けにエアバッグおよびエアバッグ関連部品を製造する予定だという。

同社の高田CEO は、「ハンガリー新工場は、グローバルで高まる自動車用安全システム需要に応え、かつ高品質の製品を提供し続けていく上で非常に重要な役割を担うことになります。 また本工場は、欧州におけるタカタの供給体制を大幅に強化するとともに、お客様のニーズに、よりスピーディでタイムリーに答えられるようになるものと確信しています」とスピーチした。

ハンガリー新工場は、同社にとってハンガリーでは初の、欧州では23 番目の製造拠点となる。 新工場では、製品開発、製品試験、品質管理、カスタマーサービスのための最新鋭システムの導入を予定している。

《山内 博》

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