【e燃費アワード2013-2014】実用燃費が最も良いクルマを発表…トヨタ アクア が2冠

自動車 ニューモデル 新型車
イードが運営する燃費管理サービス『e燃費』が実用燃費の優秀だった車種を表彰する『e燃費アワード2013-2014』を発表
イードが運営する燃費管理サービス『e燃費』が実用燃費の優秀だった車種を表彰する『e燃費アワード2013-2014』を発表 全 6 枚 拡大写真

イードが運営する燃費管理サービス『e燃費』は3月20日、一年間で最も実用燃費の優秀だった車種を表彰する『e燃費アワード2013-2014』を発表した。新型トヨタ『アクア』が22.4km/リットルで、新型車部門、ハイブリッド車部門で第1位、2冠に輝いた。全部門総合ではスズキ『アルトエコ』が22.6km/リットルでトップ。

e燃費アワードは、60万を超えるユーザーから燃費管理サービスe燃費に投稿されたガソリン給油量、走行距離から算出した燃費データを元に、実用燃費ランキングを作成、部門毎の優秀車を表彰するもの。「新型車部門」「ガソリン車部門」「ハイブリッド車部門」「軽自動車部門」「輸入車部門」「実用燃費部門」、計6部門の実用燃費優秀車を讃えた。

●新型車部門1位:トヨタ・アクア(2013年モデル)…22.4km/リットル
●ガソリン車部門1位:マツダ・デミオ スカイアクティブ…17.5km/リットル
●ハイブリッド車部門1位:トヨタ・アクア(2013年モデル)…22.4km/リットル
●軽自動車部門1位:スズキ・アルトエコ…22.6km/リットル
●輸入車部門1位:フォルクスワーゲン up!…17.9km/リットル
●燃費達成率部門1位:スバル・レガシィアウトバック…90%(11.2km/リットル)

新型車部門では、11月にJC08モード燃費を35.4km/リットルから37km/リットルに向上させたアクアが第1位となった。9月に発売したホンダ『フィットハイブリッド』が21.0km/リットルで第2位に。上位4位までをトヨタ、ホンダのハイブリッド車が占めた。また、フォルクスワーゲン『ゴルフTSIコンフォートライン』が14.5km/リットルで、輸入車唯一のランクイン。燃費達成率は69%と、上位10台中最もカタログ燃費に近い実用燃費となった。

ガソリン車部門では、マツダの新世代環境対応エンジン「SKYACTIV」を搭載する『デミオスカイアクティブ』が17.5km/リットルで第1位に輝いた。

ハイブリッド車部門は、新型車部門に引き続きアクアが第1位。2冠を達成した。昨年度のアワードでは改良前モデルが、それまでの燃費王者『プリウス』を制し乗用車部門トップとなっていた。アクアは2年連続の受賞となる。

軽自動車部門では、スズキ『アルトエコ』が22.6km/リットルで第1位に輝いた。カタログ燃費で優位なハイブリッド車勢を押しのけ、今年度アワード、全部門の中でもトップの実用燃費を記録している。

輸入車部門の第一位はフォルクスワーゲンの小型車『up!(アップ)』で17.9km/リットルを記録。新型車部門でも輸入車で唯一ランクインしたフォルクスワーゲンは、本部門10台中5台を占め、実用燃費の高さを見せつけた。また、第4位のBMW『320d』、第9位のBMW『523d』は、e燃費アワード初となるディーゼル車でのランクインとなった。

JC08モード燃費に対する実用燃費の達成率を表彰する燃費達成率部門では、スバル『レガシィアウトバック』が昨年に続き2年連続で受賞となった。達成率は、90%を記録している。SUVやスポーツカーなど、バラエティに富んだランキングとなるのが本部門の特徴だ。

e燃費を運営するイードは、「運転のしかたで燃費の向上や節約、環境保全に貢献できることを知ってもらうきっかけになれば。カタログ燃費だけではない、クルマ選びの新たな基準として実用燃費の価値を啓蒙していきたい」とアワードのねらいを説明している。

なおe燃費アワードは、入力ミスなどによる極端な数値、非現実的な数値を除外するため、給油量、走行距離などに一定の基準を設け、それをクリアしたデータのみを集計。 同一車種で複数のグレードがあるものについては、最も燃費値が高かったモデルを参照した。 現在市販車で数%に減少しているMT車、ユーザー数が少ない車種、信頼区間の幅が大きすぎる車種についても、ランキングの対象から除外している。

・『e燃費アワード2013-2014』全部門トップ10を見る

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る