ベントレー、W12気筒エンジン増産へ…VWグループ内の中核生産拠点に

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ベントレーのW12気筒エンジン
ベントレーのW12気筒エンジン 全 3 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、ベントレーは3月19日、W12気筒ガソリンエンジンを増産すると発表した。

画像:ベントレーのW12気筒エンジン

独特のレイアウトを備えたW12 気筒エンジンは、ベントレーだけでなく、フォルクスワーゲングループ内のフォルクスワーゲン『フェートン』やアウディ『A8』などが搭載している。

フォルクスワーゲングループは2014年末から、W12 気筒エンジンの生産拠点を、ベントレーの英国クルー本社工場に集約する計画。そのため、ベントレーはW12気筒エンジンの増産に乗り出す。

ベントレーの発表によると、2014年末以降、最大で年間9000ユニットのW12 気筒エンジンを生産する予定。100名の雇用も創出される見込み。また、ベントレー史上初めて、エンジンの輸出を行うことにもなる。

同社のウォルフガング・シュライバー会長兼CEOは、「これはベントレーだけでなく、英国製造業にとっても重要なステップ。先進のW12気筒エンジンを将来に渡って生産することは、クルー工場に新しい技術や技能をもたらすだろう」と述べている。

《森脇稔》

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