【バンコクモーターショー14】GM、タイの第2期エコカー政策を申請へ…シボレーの新型車も開発

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GMのシボレーブース(バンコクモーターショー14)
GMのシボレーブース(バンコクモーターショー14) 全 1 枚 拡大写真

3月24日、タイで開幕したバンコクモーターショー14。米国の自動車最大手、GMのブースでは、タイの第2期エコカー政策に関する発表が行われた。

タイの第2期エコカー政策は、2007年に開始された現在のエコカー政策(第1期)よりも、厳しい内容を自動車メーカーに課し、これをクリアした場合に、税制面での優遇を与える。

その内容とは、燃費性能が23.3km/リットル以上で、排気量はガソリンが1.3リットル以下、ディーゼルが1.5リットル以下と規定。排出ガス性能については、欧州のユーロ5を満たすことを求める。

2019年内にタイでの現地生産を開始し、それから4年以内に、生産台数を年間10万台以上にする必要もある。また、現地工場への投資額に関しても、最低基準を設けた。

今回、GMの現地法人、GMタイランドは、バンコクモーターショー14の会場で、「タイ政府に第2期エコカー政策の申請書を提出する予定」と発表。さらに、「この第2期エコカー政策の基準を満たす新たなシボレー車を、タイでの現地生産に向けて開発する」と公表した。

GMタイランドのマルコス・プルティ部長は、「政府に申請書を提出することで、GMはタイへの投資を約束。ラヨーン工場は、グローバル輸出における戦略的ハブ拠点になる」とコメントしている。

《森脇稔》

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