昭文社は、3月28日より国内旅行ガイドブック「まっぷる」の読者限定サービス「マップルリンク」のサービスを拡充。同サービスから宿泊予約を行うと、4月1日以降の宿泊料金を、すべて5％の現金値引きで提供すると発表した。
マップルリンクはまっぷるの読者限定サービスとして提供している無料のスマートフォンアプリ。ガイドブックの地図や情報、電子書籍をスマートフォンに入れて持ち歩くことができるため、旅行のプランニングや旅先での街歩きに役立てることができる。
今回マップルリンクでは、これまでの街歩きサポートや電子書籍機能に加えて、「まっぷる読者特典」として宿泊料金の値引きを開始する。対象は4月1日以降宿泊で、購入したガイドブックの観光地を訪れる顧客向けに同社がセレクトした宿泊施設の全プラン。宿泊料金は、通常、同社宿泊予約サービス「マップルトラベル」で提供している同プランの価格から一律5％現金値引きで提供する。
一般的な宿泊予約サービスでは、ポイント付与などで割引を行っているが、「マップルリンク」を経由した今回の値引きは、同社が宿泊施設から得る手数料から「まっぷる読者特典」の5％分を割り戻すことより、宿泊施設の負担を実質ゼロとしている。宿泊料金を時期やプラン内容に関係なく、一律5％現金値引きで提供するのは、宿泊予約業界では初となる。
